無名高校のサッカー少年が世界の大舞台へ『イレブン』

父親の背中を追いかけて

日本でもすっかりメジャー競技となったサッカー。無名高校の一部員から世界の強豪へと成長する主人公を描いた『イレブン』
(原作:七三太朗、作画:高橋広)が無料漫画アプリ「マンガKING」で読み放題作品として公開中です。

主人公は高校に新入学した青葉茂(あおば しげる)。可愛い女の子を追っかけて高校を選んだ変わり種ですが、父親を目指してサッカー部に入部します。

実は茂の父親である青葉洋介は日本代表としても活躍した経験があり、その勇姿を見た少年の茂もサッカーの世界を志します。

ただし洋介は既に交通事故で亡くなっており、洋介の遺言に従った茂は高校に入るまではサッカー未経験-学校の授業くらいはあったのかもしれませんが-となるやはり異色の存在です。

フィジカルはバッチリ

そんな事情により、中学までは陸上競技を中心に体を鍛えていました。高校入学早々に学生記録を持つ先輩とほぼ互角の勝負ができるのですから大したものです。

そんなフィジカルとたくましいメンタルを持ってサッカー部でも前向きに挑んでいきます。集英社の「月刊少年ジャンプ」にて1985年から連載開始となった本作。サッカー漫画と言えば1981年には「週刊少年ジャンプ」にて『キャプテン翼』の連載が始まっています。ほぼ同時期に連載されていた本作もぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみて欲しいです。

原作者は『4P田中くん』なども担当

原作者の七三太朗さん。野球少年を主人公にした『4P田中くん』、プロゴルファーに交じって活躍する少年ゴルファーを描いた『てんつく天』などでも原作を担当していますが、なんと『あしたのジョー』『あした天気になあれ』などの名作を描いたちばてつやさんの弟です。

また作者の高橋広さんは、ちばてつやさんの弟で『キャプテン』『プレイボール』などで有名な、ちばあきおさんのアシスタントを務めています。ちばファミリーと言ったところでしょうか。

日本から世界へ

無名高校の弱小サッカー部に入った茂ですが、本人のやる気と頑張りに加えて周囲の励ましもあって着実に勝ち進んでいきます。

そして優勝……となれば良いのですが、さすがに漫画でも難しかったようで途中で敗退。ただし能力を認められた茂はユース大会、そして海外留学へと話が進みます。

日本でJリーグが始まったのは1993年。現在では世界へつながる道が当たり前のようになっているサッカー界ですが、当時ではまだ珍しかったように思い出します。ただし三浦知良選手が高校を中退してブラジルに向かったのは1982年とのこと。いかに三浦選手が凄かったかも思い知らされます。

再び日本にそしてワールドカップに

三浦選手ほどではありませんが、ブラジルでも実績を残した茂は日本に戻ってJリーグに参加。こちらでも強豪チームと互角以上の実績を示したことで、茂は日本代表に選ばれワールドカップへと出場します。

もちろんブラジルやイタリアなどの強豪国が登場します。そうした中で茂や日本代表がどんな活躍をするのか、ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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