『江戸前の旬』で握り寿司の魅力を楽しむ

銀座・柳寿司の3代目

日本の伝統食の1つとして海外でも有名な寿司。そんな奥深い寿司の世界を楽しめる『江戸前の旬』(原作:九十九森、作画:さとう輝)が無料漫画アプリ「マンガKING」で読み放題作品として公開中です。

舞台は東京・銀座にある柳寿司。主人公はその3代目となる若き寿司職人の柳葉旬(やなぎば しゅん)です。父親である鱒之介が病気で倒れたことをきっかけに3代目となるのですが、もちろん修行中の身として毎日を過ごしています。

心温まるヒューマンドラマ

では寿司屋の毎日を描いた漫画家と言えば、そうでもありません。むしろ柳寿司を舞台に職人さんや関係者、そして訪れるお客さん達の交流を描いたヒューマンドラマとした方が適切でしょう。

そこに旬達が握ったお寿司が絡んでくるのは常道ですが、いずれも人の心を和ませるハッピーエンドに落ち着いています。

現れるライバル達

しかしストーリーを盛り上げる意味でのライバルには事欠きません。日本各地の若手職人達が、いろいろな場で旬と腕前を競うことになります。

特に嘉志(よし)寿司の吉沢大吾(よしざわ だいご)はライバルの筆頭です。当初はいかにも敵役でしたが、旬の実力を認めて以降は表情も柔らぎ切磋琢磨する相手となっています。

と言っても、なれ合いにおちいるのではなく共に生涯をかけて完成させるひと品、“一生一品”の完成に身を投じて行きます。

さて、旬や大吾は一生一品の寿司を完成させることができるのでしょうか。それは無料漫画アプリ「マンガKING」で読んで欲しいところです。

寿司のウンチクが満載

寿司をテーマに据えた漫画だけあって、お寿司に関するウンチクが満載です。お米やネタだけでなく寿司の歴史に関する話題も掲載しているので、ザッと読むだけでもお寿司に関する知識がたまっていくはず。ただし下手なところで披露するのは止めた方が良いでしょう。

作中でも中途半端な知識を振りまわして凹まされるキャラクターが何人もいます。また旬のアイデアも必見です。寿司や料理の世界では考えにくい独自の工夫も披露しています。

BSテレビ東京でドラマ化も

2018年にはBSテレ東などで実写ドラマにもなりました。主人公の旬は須賀健太さんが演じ、渡辺裕之さん、佐藤玲さんらも出演。2019年10月から2020年には第2弾となる『江戸前の旬season2』も放送されたので見た人も多いのではないかと思います。

粋な江戸前寿司職人の世界が見事に再現されていました。できればseason2も期待したいところですがどうなのでしょうか。

連載1000話、単行本100巻達成

日本文芸社の『週刊漫画ゴラク』にて連載中の本作。2019年3月に連載1000話を、同年10月に単行本100巻を達成しました。もちろん現在も連載は継続中。先日、最新101巻も発売されたところです。

スピンオフ作品で、旬の父である鱒之介の修行時代を描いた『寿司魂』、旬のライバルの一人である結城達也の店が舞台となる『北の寿司姫』などと一緒に、ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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