夏目漱石、芥川龍之介、樋口一葉、あの作家は何を食べていたのか『文豪の食彩』

人気のテーマ“食”

人がどんなものを食べていたかに興味がある人も多いでしょう。『文豪の食彩』(原作:壬生篤、作画:本庄敬)が、無料漫画アプリ「マンガKING」で読み放題作品として大好評公開中です。

歴史エピソードで人気のある話題の1つに“食”があります。あの戦国大名はどんな食事をしていたのか?平安貴族はどんなものを食べていたのか?中世ヨーロッパの食事情は?中国皇帝の食卓に上がっていたのは?とキリがありません。本作で取り上げられているのは、タイトル通りで文豪達が食べたものです。

新聞社の新企画

主人公は毎朝新聞記者の川中。上司である黒田デスクにせっつかれて食の企画を進めることになります。なにやら事情があったようですが、それでも2カ月も食べ歩いていたとは懐の深い上司です。

他のグルメ漫画では競馬新聞片手に遅刻ばかりの社員もいましたが、こちらも究極のメニュー作りに駆り出されています。やはり働かざる者食うべからずですね。

第一弾は夏目漱石

そんな川中が最初に取りあげたのは、『吾輩は猫である』『坊っちゃん』などの名作のある夏目漱石です。漱石が残した著作や日記にもいろんな食べものや飲み物の記述があるそうですが、本作に登場するのは“紅梅焼”です。

現在でも多くのメーカーが作っており、一部はインターネット通販でも購入が可能です。“駄菓子”に含まれるのかもしれませんが、“駄”を付けるには及ばないような高級品もあります。

漱石の思いとは

作中では漱石の思いを推測するシーンもあります。“マドンナVS清(きよ)”は面白いですね。皆さんはどちらが好みでしょうか。

現代でも一律の西洋化を危惧する声は小さくありません。ユニバーサルデザインの重要性も分かるのですが、日本独自の伝統や思想も大事にしたいものです。

カステラの正体は?

この後、芥川龍之介、正岡子規、樋口一葉、永井荷風を取り上げていきます。それぞれの文豪達でどんな“食”を取り上げているのかは、ぜひ無料漫画アプリ「マンガKING」で読んで欲しいところです。

個人的には樋口一葉のカステラ=人形焼の解釈が気に入りました。確かにそんな見方もできそうです。子供にとってのご馳走であるのは変わりませんしね。

写真入りの詳しい解説

日本文芸社の「食漫」にて連載され、BSジャパンでドラマ化もされた本作。川中を勝村政信さんが、黒田デスクを温水洋一さんが演じました。コミックスでは冒頭にカラー写真入りで、各章ごとにも写真入りで詳しい解説を掲載しています。

取り上げた食べ物に関する場所なども詳しく紹介しているので、実際に訪れてみることも可能です。

太宰治の食とは

コミックス最終話では太宰治を取り上げています。まず、湯豆腐や日本そばが登場。

その後、本命を紹介しています。それが若松屋の眉山セットです。

お店は当時の三鷹から現在は国分寺に移転こそしましたが、現在でも味わえます。うなぎとお寿司とを一緒に味わえる贅沢メニューを、太宰治の気分で味わってみるのも良さそうです。実際に行くのは難しい人でも、ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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