サラリーマンとプロ野球監督を兼任する『サラかん』の行方はいかに?

いきなり責任者の辞令

中年サラリーマンがプロ野球チームの監督に就任する『サラかん』(原作:中原まこと、作画:高井研一郎)が無料漫画アプリ「マンガKING」で大好評公開中です。

主人公は中年サラリーマンの亀和田進(かめわだ すすむ)。結婚して奥さんや子供もいながら、会社帰りに居酒屋で酔っぱらうという、ひと昔前のサラリーマンです。と言っても、完全に無能ってこともない様子。単に運のめぐり合わせが悪いんでしょうね。その揺り戻しが一本の電話で始まります。

彼の務める玉手食品が弱小プロ野球チームのパイレーツを経営していたことから、新監督発掘プロジェクトの責任者に、そして監督に就任することになるのです。ま、この辺りは上に逆らえないサラリーマンの悲哀ですね。

監督としての手腕

「名選手、名監督(もしくは名コーチ)ならず」なんて言葉があります。現役選手として活躍することと、他人に指導することや指示することとの違いを示した言葉です。サラリーマンと監督はどうなのでしょうか。

食品会社のサラリーマンからプロ野球チームの監督という畑違いの分野に飛び込んだ主人公。徐々にチームメンバーからの信頼を勝ち取り、勝つための向上心を上げることに成功していきます。これまで芽が出なかった分、ここで人徳や人を見る目が生きているようです。

時に教えを乞うことも

しかしながら監督として独断専行するタイプでもありません。迷った際には人に相談することも。そこで登場するがサラリーマンとしての人脈です。

この辺りはスポーツ漫画というよりは、サラリーマン漫画ですね。会社勤めをしている人にこそ役に立つのではないかと思います。

亀和田監督の強運

講談社の「週刊現代」にて2002年から連載されていた本作。ドラフトで懐かしいシーンが登場します。亀和田監督が人徳や人脈以外に持っているのが運です。ドラフトで多数のチームと競合した松崎大輔選手―モデルは言わずもがな松坂大輔選手でしょうね―のクジを引き当てています。

「ことごとく当ててきた男」なんだそうです。ってことは、今後もドラフトのくじ引き担当として活躍できるのではないでしょうか。

その後の難航しそうに思えた交渉でも、数字をきっちり説明することで乗り越えていきます。まあ、そんなに難しい計算でもないのですけれどもね。

チームを経営する玉手食品そのものは十分に儲かっている会社なので、契約金も結構出たのかもしれません。

「勝負を忘れるうまさ」の「コブラのマーチ」も食べてみたくなってしまいます。

目指せ優勝

監督やメンバーの活躍もあって快進撃を続けるパイレーツですが、それで簡単に優勝できるものでもありません。この後も山あり谷ありスキャンダルありトラブルありと厳しい状況が続きます。

果たして亀和田監督の元でパイレーツは優勝できるのか。ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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