東京両国『ハルの肴』で満腹満足

画家志望の女の子

偶然の出会いから料理の道に進んだ女の子を描いた『ハルの肴』(原作:末田雄一郎、作画:本庄敬)が、無料の漫画アプリ「マンガKING」で読み放題作品として提供中です。

国技館があることから相撲の町としても知られる東京の両国。その一角にある居酒屋「大門」で働いている女の子、春野ハルが主人公。実は画家志望だったハルですが、専門学校に入校して早々に学校がなくなるトラブルに遭遇し、行きかかった居酒屋「大門」ではたらくことになります。

言葉がちょっとなまっているのは、彼女の出身が北海道の寿都(すっつ)だから。ただし漁港で育った彼女は、魚の扱いや土地の料理などの経験があることから、後々それを料理に活かすようになります。なお、作画を担当する本庄敬さんも寿都の出身だそうです。

褒め言葉「ビュー」とは?

本作で登場するのが「ビュー」の褒め言葉。由来は“ビューティフル”なんだとか。

料理漫画ってこともあり、ハルに限らずおいしい料理を食べて満足した際に使っています。マネ……はしない方がいいでしょうね。

両国近辺の様々な光景

料理漫画の本作。登場する料理には手の込んだものがある一方、簡単にできそうなものも。レシピも紹介しているので実際に家でつくることも可能。こちらの「オニオンスライス」はお手軽料理としておすすめです。

また、近隣の四季折々な光景も見逃せません。近くに住んでいる人なら実際に見たことがあるはず。東京に縁のない人でもテレビやネットの映像で見かけたこともあるのではないでしょうか。漫画アプリ「マンガKING」でも、どうぞ楽しんでください。

ハルを鍛える板長

そんなハルを料理の面で指導するのが、大門の板長である塚内一朗です。元は一流の料亭で働いていた彼ですが、大門の主人である大門康造の人柄や腕前に惹かれて店を移ってきました。ただし厳しさには凄いものがあり、それを感じ取ったハルは当初働くことに躊躇しています。

そんな厳しさもハルの成長を期待してのものなんですが、なかなか伝わらないんですね。

一朗が教え方に試行錯誤する場面も描かれているのですけれども、教える立場にある読者であれば共感する人も多そうです。ただ、ハルの方にも感じることはあるようで、着々と成長を重ねつつあります。

ボーイフレンドはいるの?

料理修行に励むハルなので、異性関係には鈍いところがあります。と言って、周囲に男性がいないわけではありません。常連の力士からは好意を持たれていますし、ウナギやの若旦那とはいい雰囲気になっています。

ただ、ハル自身が料理に一生懸命になっていることもあって、なかなかそっち方面には目がいかないのも事実。髪を切って可愛さが増したんですけれどもね。

彼女のもう1つの目的は?

故郷にいるお爺さんが倒れたことがきっかけで、さらに料理修行に励むと決意したハルはバッサリ髪を切ってしまいます。可愛さ3割マシってところでしょうか。

彼女の活躍の場が広がりつつある中、彼女の父親の消息が明らかになります。物語の前半でハルの不幸な境遇が周囲の人には知られていたので、早々に見つかるかと思ったのですが結構引っ張った感もあります。さてハルのラストシーンがどうなるか。ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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