あなたの人生は『メロドラマ』ですか?

近世における日本の存在

1900年代の初頭。ヨーロッパにおける日本の微妙な立ち位置を描いた『メロドラマ』(村上もとか)が無料の漫画アプリ「マンガKING」にて好評提供中です。

主人公は若き駐在武官の都築慎太郎。フランスで着任して早々に給仕と間違われるトラブルに巻き込まれます。

根深い人種差別

それ自体はすぐに解決に至るものの、その裏側ではこんなことになっています。東洋人が大嫌いな伯爵の額に浮いた青筋が見事です。時間が許せば、この後何時間でも洗っていそうです。

まあ、人種に対する偏見はそんなものなのかもしれません。現代でも残っていますし当時のヨーロッパではなおのことでしょう。

貴族と決闘の結果

昔から言います。“酒は飲んでも呑まれるな”と。早速飲まれてしまった慎太郎は、レオ伯爵と拳銃を用いての決闘をすることに。

慎太郎の天然具合もあって、決闘の結果は引き分けに終わります。まさに雨降って地固まる、ですね。ただし慎太郎と伯爵の関わりは、伯爵の娘であるソフィとともに延々と続いて行くこととなります。

あの有名人が登場

講談社「モーニング」で連載されていた本作。当時のパリを主な舞台としています。

パリと言えば、フランスだけでなくヨーロッパ、さらには世界の中心地と言っても過言ではないでしょう。慎太郎の友人であるコンが画家であったことから、藤田嗣治、佐伯祐三らが登場。さらにソフィつながりで、ココ・シャネルも。

そしてこの鄧小平は、後の……なのでしょうか。名前を賭けた大勝負でコンに勝利しています。

そんな友人のコンが盗作騒動のトラブルにより志半ばで倒れるシーンは悲劇そのもの。今輪の際でコンが口にした最後の告白は慎太郎の心に大きく刻み込まれたようです。

二人の結末は?

この後、悲惨な戦争へと突入するのは史実通りです。もっともあまり悲惨な状況が描かれることはなく、戦中の混乱時に慎太郎がとった行動を描いた後に、戦後の軍事裁判へと話が進みます。

もちろん将官の1人であった慎太郎も美術品の隠匿容疑などで被告の1人となるのですが、そこでヒロインであるソフィが彼の弁護に立ち上がります。

ソフィらの尽力もあって慎太郎は無罪を勝ち取ります。そこで、「じゃあ、2人は結婚してなかったのか」と思うでしょう。その辺りの推移は物語の結末を含めて、ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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