奥の深いバードウォッチングを漫画『ウッド・ノート』で体験する

突然の闖入者

たがみよしひささんとともに兄弟で漫画家として活躍された小山田いくさん。先年、突然の訃報に驚かされましたが、そんな小山田ワールドのひとつ『ウッド・ノートが』無料漫画アプリ「マンガKING」にて好評公開中です。


山中にてフィールドワークをする水瀬高校バード・ウォッチング部の一同。そこに飛び込んできたのが主人公の唐須一二三(からす ひふみ)です。部員の1人とトラブルになったことで、どちらが鳥の写真を多く撮るかというカメラ勝負を挑まれますが、見事勝利してバード・ウォッチング部に名前を付けることになります。その名前が“ウッド・ノート”です。

トラブルは続く

そうは言っても簡単に仲良くなれないのが世の常。当の唐須本人がなにかとツッコミがちな性格なこともあって、先輩部員との衝突や一人で先走ってしまう状況が続きます。中ほどでは鳥を本格的に追っかけるため高校を中退するシーンもあるのですが、現実の高校生であればそれが許される状況ってのもそうそう無いですよね。

増える仲間達

当初は主人公を含めて6人の小さな集まりだったウッド・ノート。先輩達が卒業後も新たな部員を迎え、トラブルにより同好会に格下げされて校舎を追い出されながらも独自のベースを建ててしまうなど、少しずつ活動を拡大させていきます。


文化祭には本作のプレ作品となった漫画のキャラクターも登場しました。その後、本家ウッド・ノートである彼らを始めとした他校のバード・ウォッチング部と連携することで、ますます活動が拡大する様子を描いています。

鳥の知識がてんこ盛り

本作では絵と文字は共存する漫画ならではの表現で鳥に関する情報をたくさん盛り込んでいます。作者の故郷である長野県近隣を舞台にしているため登場する鳥の種類こそ限られるものの、ちょっとした鳥類図鑑気分で読んでも楽しめるはず。

さらにバード・ウォッチング未経験者にも楽しめるように、バード・ウォッチングの様々な楽しみ方も分かるようになっています。写真の撮り方も三者三様ですが皆さんならどんな写真を撮ってみたいでしょうか。


本作のラストでは、高校を卒業した唐須がその後も鳥と関わっていく様子を描いています。唐須がどんな職業についているか、ぜひ漫画アプリ「マンガKING」で読んでみてください。

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