ミステリアスな展開に引き込まれる!!沖縄女子の熱い恋「太陽の玻璃」

沖縄顔で活発な主人公の金城砂那枝(きんじょうさなえ)は9歳年上の幼馴染・新垣陸(あらがき りく)が小さい頃から大好きでした。大好き過ぎて、大学進学で島を離れる陸に「16歳になったら、あたしをニンシンさせて」と言っちゃうほど。そんな砂那枝も16歳になりました。

1.The 沖縄な漫画

「太陽の玻璃」ってタイトル、なんて読むと思います?私は「たいようのはる」って読んだんですが…。全く違っていてびっくり!「てぃだのがらす」って読むらしいです。そうそう沖縄の作品だった…。

こちらの漫画は漫画家の栗原まもるさんの作品で、この方、沖縄を舞台にした漫画を数冊書いているんですよね。出身は静岡らしいですが。「太陽の玻璃」も沖縄を舞台としているので、沖縄弁がすごい出てきます。

そして、絵が割と濃ゆい感じのタッチなので、沖縄っぽさが絵からも感じられます。この作品は雑誌「デザート」で、2000年から2001年まで連載された漫画で、単行本は全1巻と短編漫画です。

沖縄のクセが強い作品でコメディータッチかなと思いきや、意外にもミステリアスでシリアスなストーリーに引き込まれます。短編なので一気にサクッと読めるのでお勧めです。漫画アプリ「漫画KING」で全話無料で読むことができるので、気になった人はぜひぜひ読んでみてください。

2.ネタバレと感想

隣に住んでいた幼馴染の陸が大好きだった砂那枝。9つ年上の陸が大学進学で島を離れるとき大泣きをして、大好きな陸に「16歳になったら、あたしをニンシンさせて」とお願いしました。

当時は幼かった砂那枝も16歳になりました。陸があの約束を叶えてくれる歳になったのです。陸と結婚することを目標に生きてきた砂那枝は、16歳の誕生日に陸に会いに行きました。

漁船から出て来る陸を見てときめいたのもつかの間、陸は気を失った女の人を抱きかかえていました。それはすごくきれいな人でした。その女性は「咲子」。陸が海で溺れていたところを助けたのです。

咲子が帰ったら陸と結婚すると意気込む砂那枝でしたが、なかなか帰らない咲子。イライラしていた時にひょんなことから咲子の過去の話を聞き、咲子と仲良くなります。

そして、ある日、陸の口から衝撃的な報告を受けるのです。「咲子と結婚する」と言った陸の言葉に絶望した砂那枝は家を飛び出します。そこで追いかけてきたの咲子でした。

咲子は砂那枝の気持ちを知っていたのです。その後、砂那枝は二人の結婚式にも出席せず、陸と距離を置いていましたが、久しぶりに陸と会うことに。会うとやっぱりときめいてしまう砂那枝。

陸と一緒に小さな船で海に出た砂那枝は陸へこれまでの思いを伝えます。そして何と陸が砂那枝にキスをしてきました。結婚1年目の陸の行動に驚く砂那枝でしたが、嬉しさのあまりそのことは考えませんでした。

そして、キスだけでなく、最後まで関係を持った日にもなりました。それからは何度も会っては関係を持つようになりました。そしてある日砂那枝は気づきます。生理が遅れていることに。

砂那枝は陸の子を妊娠していました。砂那枝は陸に相談しに行くと、その子は育てられないと産むことを否定されてしまい、高校生の砂那枝は中絶することにします。

そんな中、陸の妻である咲子も身ごもっているかもと産婦人科に行っていました。二人はばったり会い、砂那枝は咲子に聞こえるように「この子は陸の子だ」と叫んだのです。

砂那枝は中絶し、咲子は消えました。消息を絶ったのです。咲子はどこに行ったのか、自殺したのか不明なまま。そこから不思議なことが起こり始めるのです。

あらすじはここまでにします。後半はミステリアスな話になっていくので、見てのお楽しみに。読んだ感想としては、思いのほかドロドロ系の重い話でした。絵は明るいのですが、展開がハードすぎる。

不倫に中絶、自殺となかなかの内容をサラッと描き、後半はオカルト展開になります。最後はハッピーエンドなのであまりもやもや感はないですが、途中のミステリアスなストーリーには驚きました。

ちなみに、ずっと好きだった隣のお兄さんの陸が結構なダメ男なんですよね。そんな男を好きになったから主人公は大変なことになっていったのではと思います。

個人的には主人公の砂那枝が髪形をころころと変えるのが見ていて楽しかったです。重めなお話ですが、なぜかさらっと読める不思議な漫画なので、気になった人はぜひ読んでみてください。漫画アプリ「漫画キング」で全話無料で読めます!

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