気分爽快!!法で裁けない悪への裁きは「示談屋」にお任せ?

「示談屋」というとヤクザで悪のイメージがあるかと思います。この漫画の示談屋は何とも気分が良い、悪を成敗する示談屋なのです。1話完結のストーリーで漫画アプリの漫画KINGで全話無料で読むことができます。示談屋が解決していくストーリーが気持ちよくさらっと読むことができるのでお勧めです!

1.ネオン街モノといえばこの人!

こちらの作品は、かの有名な倉科遼氏原作で、左近士諒氏が作画しています。私は個人的に、倉科遼氏が描く水商売モノ(本人曰く「ネオン街モノ」)が大好きです。

原作作品の多くは女主人公のネオン街モノが多く、代表作は「女帝シリーズ」、「嬢王」、「夜王」などです。ドラマ化&映画化されている作品もあるので、聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

どういった情報収集で描いているのか知りませんが、ヤクザ&水商売&裏社会に関してかなり詳しく描かれています。なお、倉科遼氏は以前、司敬(つかさ けい)名義で漫画を執筆していました。

最初は司敬で漫画を描いていて行き詰まって倉科遼に改名して漫画原作者を専業にしたという経緯です。他に、本名の大場敬司(おおば けいじ)名義で編集プロダクションを経営している手腕の持ち主です。

なお、左近士諒氏も極道系の漫画が多い方で映画化&Vシネマ化している作品もあります。結構なお歳ですが、今も「国武将列伝」で執筆しており、また大学にてマンガの描き方や基礎知識を教えているそうです。

2.「示談屋」のあらすじ&感想

「示談屋」は2001年1月に初版発行された全2巻完結の漫画です。主人公の示談屋である佐々木竜次が弱者のために間に入って、依頼人の要望通りの示談にねじ込むという痛快のヤクザ系漫画になっています。

示談屋も色々あるのでしょうが、佐々木竜次はあくまでも、弱者の味方で悪に打ち勝つという流儀を持っているので、正義の味方的存在の示談屋です。そのため、ヤクザ系が苦手な人でも安心して読むことができます。

ストーリーは1話完結で、乱交パーティで暴行されたことを表ざたにせず訴えたいタレント志望の女の子や、交通事故にあった家族の慰謝料(ヤクザ系保険会社の査定)が少なすぎることを訴えたい少女、美人局(つつもたせ)に会った男性など、表ざたにできない事件やヤクザがかかわる事件が毎回起きて、示談屋の佐々木竜次がその依頼を受けるといった流れになっています。

毎回、示談屋の佐々木竜次が嫌な奴を懲らしめてくれるので楽しいですよ。また、示談屋はヤクザや恐喝屋に似たこともしますが、あくまでも示談屋佐々木竜次は、依頼人から頼まれたことを示談するだけで、恐喝屋のように火のないところでも煙を立ててそれをネタに脅し取るなんてことはしません。

ただし、弁護士とは違うので法的な手段は取らず、時にはヤクザと殴り合いをし、悪に対しては偽装や脅しも行います。人の家に入って無断で盗聴するなんてこともおちゃのこさいさいです。

しかし、そんな手も使いつつ、細かな情報収集とさまざまな手法を使って悪を懲らしめて弱者である依頼人を助けるのです。サクサクと読めて気分も良くなる漫画なので、ぜひ1話でも見てみてください。漫画アプリの漫画キングで無料で読めます。他の倉科遼氏の作品も多数あるのでお勧めです。

3.お気に入りのストーリー【ネタバレあり】

第4話のストーリーが一番好きでした。親子で中小企業の木材会社を経営している息子の照夫が、自分の会社で経理を担当している女性の明子と7年間付き合っているのですが、未だ結婚せず、体の関係のみなのかと不安に思う彼女に結婚をせかされます。

照夫は、明子に毎回、「会社を継いだら結婚しよう」と言いつつ結婚せずにずるずるした関係になっていました。照夫も結婚する気持ちはあったのですが、なかなか結婚をしなかったのは、会社が経営不振の状況だったからでした。

そんなある日、明子が会社を1週間無断欠勤している中、ヤクザ風の男たちが会社に乗り込んできて、明子に頼まれてやってきたこと、明子を7年間も持て余した慰謝料を1億請求しにきたことを照夫と父親に告げます。

照夫は驚きのあまりその要求を突っぱねますが、明子と付き合っていたことを知っていた父親が不肖の息子のために明子へ慰謝料を渡すことに納得します。しかし、金額があまりにも高いため、示談屋の佐々木竜次に頼むことになるのです。

竜次が調べていくと、明子はそこそこお金持ちのお嬢様だったのですが、父親の会社経営の建設会社が破たんし、父親が自殺未遂をしたため会社へこれなかったことが分かります。

そして、明子はヤクザまがいの連中がしていることにも関与しておらず、ヤクザを装っていた男たちは、明子の父親の会社の部下たちだったのです。部下はヤクザの真似事をした一般人でした。部下たちは経営者であった父親への恩義もあって明子のために恐喝したのでした。

竜次はそのことを照夫の父親に話すと、父親は1億円を明子へ支払うと言い、そのお金で彼女のお父さんの会社を再建して、木材会社と建設会社を一緒に立て直そうと言うのです。照夫も義理のお父さんになるからと明子の父親の入院費も出すことを話し、明子と籍を入れることに。

みんながハッピーになるというこのラストが好きでした。「いいことした後は気分がいいなぁ…。この青空のようにな!」という竜次の言葉も好きです。

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